本来のレーシングスライダーは転倒時にコースから出すためのものだが、わたしは立ちごけ時のダメージ軽減のために取り付けることに。
できることならカウルに穴を開けたくないと思って調べてみると見つかりました。
AGRASレーシングスライダー
穴を開けて装着するタイプと比較すると2倍以上の価格差があるが、自分で穴を開けることができないので、その価値は十分にある。
4種類あるので注意が必要だ。
品番 | ロゴ | ジュラコン/カラー |
---|---|---|
342-311-000 | ロゴなし | ジュラコン/ホワイト |
342-311-000B | ロゴなし | ジュラコン/ブラック |
342-311-000X | ロゴあり | ジュラコン/ホワイト |
342-311-000BX | ロゴあり | ジュラコン/ブラック |
フレームが2本、スライダーが2本、ステッカーと緩衝材がはいっていました。
隼に取り付け
基本的には説明書通りに作業していきます。
しかし、リヤシートの取り外しは必要ありませんでした。
左右のメーターパネル取り外し
メーターパネルを取り外しました。
次に黒い部分を取り外します。
名前が分かりませんが黒い部分を取り外しました。
次にボディカウルカバーを取り外します。
ボディカウルカバーの取り外し
説明書にはありませんが、真ん中辺りにセンサーがついているので、ボディカウルカバーから離脱する必要があります。
アンダセンタカウルを取り外します
奥のファスナも忘れずに取り外します。
複雑にはめ込まれているので、パーツを揺すって少しづつ緩めて取り外します。
左右のアンダインナーカウルを取り外します。
同じく揺すって少しづつ緩めて取り外します。
サイドカウルを取り外します。
やはりここが一番大変です。
まずは押し込みだけで入っている部分を外します。
ウインカー部分の取り外しですが、後ろ方向にずらして取り外します。
ここをクリアすればサイドカウルの取り外しも成功です。
サイドカウルの取り外しができました。
同じ要領で左のサイドカウルも取り外します。
スライダーベースフレームの取り付け
右側の取り付け後の写真となります。
上のネジはラジエターに固定します。
赤丸のネジが特に固かったです。
左側も取り付けました。
カウルの取り付け
外したときと逆の手順で取り付けていきます。
仕組みが分かったので外すときよりは、はるかに簡単になりました。
しかし、アンダセンターカウルの取り付けと、再度カウルの取り付けは少し時間がかかりました。
スライダーの取り付け
スライダーをベースフレームに取り付けます。
幸い目視では緩衝が見つからなかったので、緩衝材などは使用しませんでした。
取り付け後の感想
素晴らしい精度です。
真上からスライダーの写真を撮っていますが、スライダーが出る部分の誤差が数ミリ単位です。
ほぼほぼ同じ長さしか出てません。
まとめ
お店にだして取り付けしてもらうには、サイドカウルに穴を開けてもらって安いスライダーを取り付けることができますが、DIYではサイドカウルに穴を開ける作業ができません。
そんな道具も持っていませんし。
このスライダーの取り付け方法だと、一般に整備できる手持ちの工具でできました。
これからスライダーを取り付ける方の参考になれば嬉しいです。
スライダーを取り付けることにより、安心感がとても増しました。
できることなら、このスライダーが役に立たないことを祈っています。
エンジンケースガードとの併用でさらに安心感とドレスアップ効果があります。